新型コロナウイルス対策に追われて

こんにちは。

名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。

緊急事態宣言が出てから伏見周辺はテレワークや時短、休業のために昼間人口が激減して、クリニックは開業したばかりであれば間違いなく経営破綻だろうと思われるような静かな毎日です。

馴染みの患者さんが

「おーい、福澤クリニック潰れてないかー」

と笑って診察に来て下さるとちょっと元気になりますね。

まあ、それぐらい暇です(笑)

錦や栄の裏通りを歩くとどこも臨時休業で歩行者天国のようで車も通りません。

でも住宅地の多い地域で混み混みのスーパーや商店街を見ると、制限をかけても全ての人やお店に対してではないのでどうなのかしらと思ってしまいます。

都心にあるお店は家賃が高いので今後新型コロナの収束が見えない場合仕方なく閉店ということもあるかもしれません。

錦や栄、名古屋駅には飲食店、居酒屋、バーなど夜賑わうお店が沢山ありますが、閉店といってもそれはそれでお金がかかりますし、設備投資をした時にかなりの決意で始められているはずなのできっと簡単なことではないでしょう。

貸す側も借りる側も家賃交渉などで乗り切れるか、判断に迷うところです。

いつかは新型コロナも収束するはずですが、バブルやリーマンショックなどと違い、経済と命の両面から来るので苦しいですね。

当院もオンライン診療も考えていますが、一般診察の方もあるのでどう時間を分けるのか悩んでいます。

それと、私は皮膚科医なのでやはり皮膚感というか、直に見れば一瞬でわかる事がオンラインではわかりにくいという一面もあります。

内科の慢性の患者さんでここ1、2ヶ月は著変がない方とか、新型コロナを疑っている方にはオンライン診療は便利なアイテムで現在院長が検討中です。

今はリモートワークなどどうしても来院できない再診の患者さんにはお電話でお話を聞いて、お薬または院外処方箋を送るという方法をとっています。(送料はかかります)

出社できる時にみえる患者さんのお話を聞く限りでは家での仕事は回線がパンクして時間がかかって仕方ないとか、家だけだと寂しいとか太るとおっしゃっています。

学校もなくアルバイトがなくなった外国人は暮らしに困窮していると話しています。

介護士や看護の方はご高齢者がコロナ収束後に歩けなくなることを心配されています。

今まで想像もつかない事が起きて皆さんがストレスを抱えています。

早く何らかの治療薬が出るといいですね。

昨日はシモジマへ行き、受付のフィルムや検査で必要なアクリル板を買ったり、レインコートを買いました。

今後冬場は開業医でも新型コロナの検査キットが出て検査をすることもあるでしょうし、多分慢性的に感染予防の物品が足りないので何とか工夫する必要があります。

患者さんと内科医、看護師、医療事務といった医療資源の両方を守らなくてはいけませんが、政府の初動は遅いしお手上げ感があります。

深く考えてもどうしようもないことばかりで、最後は考えることも何もかも嫌になると・・・

ストレス解消に私は毎日本屋で買った大量の本を読んでいます。

新刊も古本も読みます。

最近お勧めの本は天台宗大阿闍梨、故酒井雄哉さんの書かれた一日一生という本です。

私は無宗教ですが、これを読むと新型コロナウイルスは戦時下の爆弾のようなものだと感じます。

自分の所に落ちるか、それるか。

まさに運です。

戦争を経験した方は強いです。

どんな目にあったとしても。

あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない。

どんなひどい目にあっても、時間がたてば必ず、いろいろなことがあったなあ、と思える時がくるよ。

後になってから意味が分かることもある。

自分は何のために生まれてきたのか、何をするべきかを問い続ける。

命が尽きれば死んで、他の命を支えるんだよ。

大阿闍梨の言葉です。

もし新型コロナウイルスで心が折れそうになった方は読んでみて下さい。

 

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL