紫外線対策
こんにちは。
福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医の福澤加奈子です。
今年の冬は寒かったですが、急に春の日差しになってきましたね。
庭を見るといつの間にかつくしが生えて、タラの芽、エンドウなども春の訪れを教えてくれます。
こうなると気になるのが紫外線です。
皮膚科医なので美容のために何かしていますか?と聞かれることがよくあるのですが、ずぼらな私が一番気を使っているのが紫外線です。
元々紫外線には敏感で、少し紫外線が強くなると皮膚が焼けているのがわかるので、冬でも必ず日焼け止めは塗っています。
最近はU-Vlockという飲む日焼け止めも飲み始めました。
飲む日焼け止めは色々あるのですが、当院ではシトラス果実及びローズマリー葉エキス末が1錠で250mg配合の方がより紫外線に効果があるため、サンソリット社の製品を採用しました。
趣味で畑仕事もするので、目に入る紫外線も気にしています。
紫外線は皮膚の光老化の原因にもなりますし、肝斑というシミの原因にもなります。
最近は肝斑治療の方が増えていますが、頬やおでこに何となくぼんやりとした黒いシミが左右対称に出てきて、紫外線に当たるとよりはっきり黒くなる、という場合は肝斑の可能性がありますので皮膚科でご相談下さい。
肝斑はトラネキサム酸、ビタミンCを飲むことにより、1ヶ月半位で消え始めます。
3ヶ月から6ヶ月間飲み薬で治療します。
紫外線は春から夏にかけて強くなりますので、まだいいかな、と油断しないで対策を万全にしてからお出かけ下さい。
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