新型コロナウイルスの抗体検査について②

こんにちは。

名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの院長 福澤良彦です。

 

最近は皆様からのお問い合わせが大変専門的になってきています。

特に今後県外との往来をされる方は新型コロナウイルスに対する危機感が強い印象です。

 

残念ながら新型コロナウイルスはまだわからないことが多く、長い経過で研究を続けなければなりません。

 

研究者が凌ぎを削り、日々抗体検査、抗原検査、PCR検査は進化していますので、当院でも今後は簡便でかつ唾液検査のように院内感染の出ない方法で、精度の高い検査ができるようになればいいな、と思います。

 

お電話でのご質問を受けて以下に現在の当院の抗体検査について書いておきます。

 

3大学病院(東大病院、慶應大学病院、阪大病院)および3研究所の研究者が共同してSARS-CoV2に対する2種類の抗体(IgMとIgG)を測定器で大量に定量的に測定する疫学調査プロジェクトが進んでおり、このような検査がいつか健診に組み込まれる事を期待していますが、現在は希望してもできないようです。

 

国は6月1日から7日にかけて東京都、大阪府、宮城県においてアボット社、ロシュ社、モコバイオ社の検査を使った抗体保有率調査を行いました。

 

当院でも国の抗体保有調査と同じものをご希望の方にスイス・ロシュ社の試薬を利用した抗体検査ができるようになりました。

電気化学発光免疫測定法(ECLIA法)でIgM及びIgGの混合の抗体を測定して数値が1.0以上なら+(陽性)1.0未満なら-(陰性)と判定する定性検査となります。

 

感度100%特異度99.8%ですが、こちらも検査の精度は100%保証できないため、証明書の発行はできません。

 

肘から通常の採血をして、結果が判明するのには4-5日かかるので、結果が待てる方はそちらを選択することも可能です。

 

時間的な制約があり、15分で結果が出る迅速抗体検査を希望される方は簡易キットによる抗体検査も行っています。

この検査ではIgMとIgGがそれぞれ判定されます。

 

また、抗体が陽性の場合に自費のPCR検査になりますか、との質問がありましたが、経済的な負担がありますので、いきなりPCR検査になる事はありません。

検査後の症状に応じてその都度御相談になります。

 

抗体検査は過去の既往がわかるとされていますが、現在できる抗体検査の精度は100%ではなく、また抗体がいつまで持続するかや2回目の感染から守る機能は不明なため今後感染しない証明にはなりません。

昨今は報道で抗体検査の特徴をご存知の上で申し込みをされる患者さんが多いですが、2週間以内に発熱、咳、全身倦怠感、味覚異常がある方は当院では抗体検査を行っておりません。

 

PCR検査と間違いを防ぐために全ての抗体検査は予約制とし、お電話で問診をしております。

 

予約はお電話でお願いします。

TEL052-218-8882

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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