全国旅行支援

こんにちは。

名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。

 

10月11日から全国旅行支援が始まりました。

無関係と思っていた私達のクリニックも、コロナワクチン接種の希望者増加、という思わぬ影響を受けています。

 

先週、3回目の接種希望者が増えてきたと感じていたのですが、13日午後から14日かけては一気に50人程のコロナワクチンの予約が入りました。

 

ファイザーはオミクロンBA.1からBA.4-5に切り替わる時期で、名古屋市に余分に発注をかけないように注意喚起をされていたので、当院にはワクチンの在庫がなく、慌てて予約を止める事態になりました。

 

その後名古屋市からファイザーのBA.4-5対応型ワクチンの当院の配給日が10月25日と決まったので、3回目をお急ぎの方は(こちらも在庫は限られていますが)モデルナワクチンで接種をして頂いています。

モデルナはしばらくオミクロン対応BA.1対応型です。

 

4回目接種でファイザーのBA.4-5対応型ワクチンをご希望の方やお急ぎではない方は、25日以降でご予約をお勧めしています。

 

25日以降に開けてあったWeb予約枠は17日の朝には全て埋まっていましたので、枠を少しずつ追加しております。

 

さて、その旅行支援ですが、私は15日に行われた藤井風のパナソニックスタジアムライブが当選して15日は大阪で宿泊することになっていました。

 

私は今までGoToなどの支援を使ったことがなく、ずっと前に予約した旅行は、全国旅行支援使えるのかしら?と調べたところ、そのホテルはネットから新たに取り直すように、と書いてありました。

でも取り直したくても、どこも空いていないので無理で。

 

試しにお電話してみたところ、そのお電話でやっておきますよ、と快く言って下さりびっくり!

 

チェックインで、接種をした時に皆様にお渡ししている臨時の接種証明書と運転免許証を見せて、国に出す書類にサインしたら5000円分を宿泊代から引いてもらえました。

1000円分の大阪で使えるクーポンがもらえて、LINE登録したら使えるのですが、時間もなかったので、ホテルでレトルトカレーを購入しました。

 

サラッと書いた藤井風のライブなんですが。

 

私は死ぬまでに一度は生演奏を聞きたいと思っていて、実はこんなに早くチャンスが巡ってくるとは思ってもいませんでした。

 

当選した、とわかった時には私はもう死ぬのかしら?と思ったほどです。

 

当選した日は、半年以上前から親友と会う約束をしていたのですが第7波で仕事が土日まで終わりそうもなく、なくなく諦めてお断りを入れた日でした。

本当に本当にごめんね、と言った数時間後に当たりました。

 

神様からのギフト。

 

ライブの予約を入れてくれた子供と一緒に、野外で夕闇に包まれていくスタジアムで、素敵な時間を過ごさせて頂きました。

 

夜は8時を過ぎたので、食事をしようと大阪駅のルクアの地下に行きました。

 

驚いたのは外国人観光客の多さです!

白人系の方がグラス片手に歓談されており、何年も目にしていない光景でした。

 

友人が4回目のワクチン接種をしていなくて、地下の食堂街には長時間居られないということで、テイクアウトを買って一緒にホテルのお部屋で食べることにしました。

 

テイクアウトの品を待っていたところ、同世代の女性に、今日藤井風のライブに行かれたんですか、帰りは混んでいましたか?と突然話しかけられました。

 

私が会場で買ったトートバックを持っていたので話しかけようと思われたそうです。

ライブの内容だけは直に味わって頂きたいので、言わないように注意しながらお話していたのですが、私の注文した同じお店でお持ち帰りを頼もう!と優しい笑顔でおっしゃられたので、何となくこちらも幸せな気分になってしまって。

 

この宇宙が教室なら隣同士学びは続く・・・という歌を共有しているだけあって、風ファンは家族か親戚みたいな一体感がありますね。

6万人の方が2日間に渡りそのライブに来場したそうで、至る所で会場で売っていたシャツ、タオル、バッグ、小物類を持つ人を見かけましたが、それ以上に新幹線や大阪の人の多さ、外国人の多さに驚きました。

 

全国旅行支援で3回目のワクチン接種率が伸びたり、BA.4-5ワクチン接種の普及効果もあるとは思いますが、人の移動に伴う感染症の増加や、オミクロン感染者の抗体の減少、それらがせめぎあって、今後どうなっていくのか・・・コロナは先が読み辛いです。

 

まだ当院では感染者の増加を感じていないのですが、どこに第8波のピークが来るのでしょうか。

 

わかりやすいインフルエンザの話で行くと、専門家は今年はインフルエンザが流行ります、と言っていますが、私もそう思います。

 

その根拠は、当院は熱が出た方にインフルエンザとコロナの両方が検査できる抗原キットで検査していたのですが、第7波では集団感染ではなく10人弱のインフルエンザA型の陽性者が出たことです。

 

当院でこの2年間全くインフルエンザ陽性者が出なかったことからすれば、これは驚きの数字です。

夏にこれだけ多く陽性者が出ているので、人数制限なく外国人が入国していることもあり、今年の冬はインフルエンザは流行するのだろうと予想しています。

 

インフルエンザとコロナの見分けはつくのか?という疑問をお持ちだと思いますが、第7波では内科で対面で診察し(疑わしい方のみ検査したとして)鼻から検査をするまで、症状だけで鑑別はできなかったそうです。

 

オンライン診療でインフルエンザ?

発熱外来を高齢者と小学生以下に限定?

コロナが陰性ならオンラインでタミフル処方?

 

どなたがそんな無理なことを考えるのか、私にはよくわかりません。

 

医師は皆、正しい診断をして治療するということにプライドをかけて頑張っているのではないでしょうか。

 

診断して治療する・・・これが基本で、やろうとしてもできないこともありますが、最初から放棄している医師はいないと思います。

 

病気はインフルエンザとコロナだけではないですしね。

 

診断はいい加減で良いからとりあえず薬を出してお茶を濁して、というのは、一番大切にしている魂を売れと言われている感じで、嫌だなと思います。

 

一生懸命頑張るつもりの医療従事者は沢山います。

医療従事者が忙しいからと慮られても、そこは少し方向性が違うような気がします。

 

病気は一律でくくれないから、いつも悩ましいのです。

 

そんな固いことを言っているからダメなんだ、と言われるかもしれませんが、倫理観は大切に、この線は超えてはいけない、という線は守りたいものです。

 

子供も含め多くの方が予防接種をすれば、100%ではないですが、インフルエンザはかなり予防できます。

コロナワクチンとは2週間空ける必要はありませんし、5ヶ月は効果が持続しますので、例年より少し早いスケジュールで接種してください。

 

コロナワクチンは副反応として接種後に身体に発疹が出るとか、その後体調不良が続く、といった症状が出る方は接種を控えてください。

何でも無理は禁物です。

 

この冬、全体として努力して備え、何とか感染症が流行りすぎず、皆様が普通に過ごせる日が続きますように。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL