禁煙治療について
タバコの煙には5000種類を超す化学物質が含まれており、その中には約70種類の発癌性物質が含まれています。
皆様健康に良くないとはわかっている。でも喫煙がやめられないのは、ニコチン依存症という病気だからです。
タバコを吸うと、ニコチンが脳へ運ばれ、快感を促す物質を出します。
これを繰り返す内に、ニコチンがないとイライラしたり、落ち着かないなどのニコチン切れ症状(禁断症状)があらわれるようになります。
これがニコチン依存症です。

禁煙への治療方法
当院では、以前はニコチンのテープやガムも用いて治療していましたが、現在は、チャンピックスという内服薬を用いて、保険で治療しています。ただし、1年以内にチャンピックスの治療歴がある場合は、保険適応ではありません。
チャンピックスについて
治療期間
12週間となっておりますが、服用開始1週間は喫煙可能ですが、8日目からは禁煙して下さい。
副作用
多い順に、吐き気、不眠、異常な夢、頭痛、お腹のはり、便秘、眠気、めまいなどです。
院長から一言
「たばこの本数が減った」というのは禁煙が失敗したということです!
ニコチン依存症という病気なので、1本も吸ってはダメです!