同時接種と同時流行
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
11月、ようやくハロウィンも終わり、栄も通常モードになりました。
行動制限のない〇〇、という言葉に誘われて出かけてみたところ・・・久々にこの人混みは感染が怖いな、と思われている方も多いのではないでしょうか。
諸外国ではマスクもしなくて、コロナにかかっても気にしない、という国が多い一方、日本人はまだノーマスク、とはならない風潮です。
愛知県の感染者数は非常に増えていますが、当院のコロナ陽性者数はまだ顕著に増えてはいません。
しかしながら、毎年ハロウィン後から年末に向かって、コロナ患者数が急激に増えてくるので、11月3日以降、近い方でコロナに感染した、という話が出始めた頃かと思います。
報道ではコロナワクチンの接種が低調、とありますが、町医者はそんな感じではありません。
接種券が来ていなかったり、インフルエンザとの順番を考えて接種を後にされていたりするだけで、当院では毎日多数の方がオミクロン対応コロナワクチンの接種をされています。
10月31日に接種券の発送が始まった5回目接種の高齢者からは電話でのお申し込みが殺到して、5日土曜日午後に臨時で接種をしたものの、今週はほとんど予約に空きのない状況となっています。
同時接種は主流なのかどうか、なのですが、当院ではコロナとインフルエンザ同時接種を希望される方は11月5日時点で8人で、今のところは少ないです。
当院がインフルエンザ予防接種の予約は不要のこともあり、腕が両方痛いのは不便、とか発熱が心配、とリスクを避けて別日にされる方が多いです。
政府は時間がなくて接種を躊躇う事を避けるために、同時接種が可能と言っているそうですが、ワクチンメーカーとして同時接種を推奨しているそうではないそうです。
ただ2回も病院へ行くのは確かに面倒な事なので、副反応があった場合どちらのワクチンによるかはわからない事をご了承いただいた上で、希望する方には同時接種をしております。
職場と近医で同日接種の方は5人ほどおみえになりましたが、同日、同時接種の場合は腕を変えて接種しています。
インフルエンザワクチンとコロナワクチン接種日程が近い場合は、コロナワクチンを利き腕の反対の腕にして、インフルエンザワクチンを利き腕にするよう、お勧めしています。
どちらかのワクチンを接種後、数日して腕に痛みや腫れがなければ同じ腕に接種をしています。
インフルエンザに関しては、10月にインフルエンザA型と肺炎の合併の患者さんが出てから、非常に警戒モードとなり、開業以来初めて当院スタッフ全員が10月中にワクチン接種を終えました。
いつもはワクチンに余りが出る週末に、スタッフは1人ずつ接種をしていましたので、私や院長は11月末になる事が多かったのですが、今年はそんな事は言っていられない状況です。
インフルエンザならば薬があるのですが、発熱自体がコロナとの鑑別があり大変なので、少しでもリスクは避けたいところです。
インフルエンザ予防接種で混み合うこの時期に、コロナワクチン接種が重なり、インフルエンザ予防接種も全体として遅れがちになっているので、同時流行はどこかで起きるのかな、と思っています。
同時接種と同時流行。
言葉は似ていますが、同時流行するから、同時接種してください、というのはちょっと強引かと・・・
私はインフルエンザ予防接種は今年はできるだけした方が良いですよ、と呼びかけています。
最後に、患者様へのお願いがあります。
インフルエンザ予防接種の副反応はコロナワクチン程強くありません。
金曜日、土曜日、祝日前、18時以降は込み合いますので、インフルエンザ予防接種だけの方は金曜日、祝日前を避けて、比較的空いている平日の9時から9時半、11時から12時、16時半から17時半、といった時間帯にお越し下さい。
決して広いクリニックではなく、お待たせすることもあり、いつも申し訳なく思っています。
11月にインフルエンザ予防接種と高齢者5回目のコロナワクチンが重なって、患者様からのお電話も増えて、正直町医者では何ともならない時間帯もあります。
内科医の中には、もうコロナワクチン接種はやめたい、と言っている先生もみえます。
早くコロナが普通の扱いになりますように。

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