涙雨
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
今年は遅い梅雨入りでした。
外は涙雨。
2週間前に子供の時からお世話になった叔父が亡くなりました。
肺癌で手術をしましたが、新しい肺癌ができてからは治療をしないと決めて、余命半年、家族や親戚、友人と濃い時間を過ごしていました。
診察にみえた長者町の友人の方が悼み泣いてくださる程、誰に対しても情の厚い人でした。
心の整理は出来ていたはずなのに、道すがらMr.s Green Appleのダンスホールを聞いてもふと涙が出てきてしまいます。
冗談ばかり言って笑いが絶えない人だったので、居なくなった時に、いかに存在が大きかったかを思い知らされます。
死を受け入れる…言うのは簡単ですが、自分がどうなって亡くなるのかわからないのは誰でも不安です。
叔父はいつもパイオニアであり、最後まで立派でした。
ターミナルケアの時に皮膚科医にできることって何もないんですよね。
でも御家族や往診の先生のお力を借りて、自宅で亡くなりたいといった希望に沿うことはできたので、良い旅立ちであったかなと思います。
2024年3月末に名古屋長者町共同組合は解散しましたが、有志が長者町通りの看板を残しました。

組合の解散と共に、風のように逝ってしまったけど、叔父は私たちの心で生き続けるのでしょう。
本当にありがとうございました。
私は叔父のお葬式後に少し遅れて皮膚科の学会に行きました。
気が張りつめていたのか、帰宅後とても疲れました。
泣いている事を喜ぶ人ではないよね、周りで見てるよねって自分に言い聞かせながら、今は日々診察をしています。
皆様も一日一日、後悔のない人生をお送り下さい。

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