私の副反応

こんにちは。

名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。

 

ようやく私も新型コロナウイルスワクチン接種ができましたので、私の1回目の接種後の副反応について書きます。

 

私には薬剤アレルギーがあり、医療従事者のワクチン接種の話を聞いた時からずっと不安がありました。

開業医には最初に従業員全ての人数、氏名、生年月日、住所などの提出を求められます。

そのため、まず従業員皆に接種を希望するか聞いたのですが、私以外は全員即答で接種を希望しました。

他の方には笑われるかもしれませんが、私は痛みに弱く、本当は打ちたくないけど医療従事者として接種しない訳にはいかない、と葛藤するほどアナフィラキシーを恐れていました。

 

でも、2月から医療従事者の接種が始まったと報道されているのに、感染症の患者を診ている開業医には何の連絡も来ないので、接種する前にコロナに感染するのではと別の意味で不安を感じていました。

 

4月中旬になり、とうとう私の同期の皮膚科医達の接種日が決まり始め、これはおかしいなと思った矢先の22日の朝、突然接種施設から個人でWebから予約するようにとFAXが来ました。

当日はコロナ第4波の真っ只中で私達は猛烈に忙しかったのですが、院長は26日、私はずらして28日に予約が取れました。

 

私の場合は何かしら副反応があるかもしれないので、午後から仕事がお休みの水曜日が良いと思ったのですが、この選択は正解でした。

 

28日14時半に接種場所であるクリニックに行くと他の方も受付で待っていました。

あらかじめ書いた予診票を提出し、女医さんと一言お話をした後に看護師さんが接種、という流れでした。

私は利き腕が右手なので、左肩に打ちました。

インフルエンザの予防接種とは違い、腕の上の方の筋肉注射なので、注射自体はインフルエンザの時より痛くありませんでしたが、肩に何かが入ったという感じはしました。

 

その後15分座って待ち、受付に自己申告して帰る、という流れだったので、終了後は急ぎクリニックに帰り残業をしていました。

 

 

クリニックの水曜日の午後は、3月の末から第4波で近隣の会社の集団PCR検査を頼まれる事が多いのですが、この日もお電話を取ったら10人の社員さんの検査を依頼され、1人で検査をする事になりました。

 

普通に仕事をしていたのですが、ワクチン接種から3時間半後・・・あれっ?急に左の肩が上がりません。

本当に突然だったのですが、左腕を45度位まで上げるのが億劫な感じにになり、左手は使わず仕事をしました。

 

また接種から5時間後、夕食を食べようとした時に口の中に痛みを感じ、口腔内を見ると舌下にいきなり2mm程の赤い発疹が1つ出現していました。

口内炎の出来始めのような感じでもないため、とても不思議でした。

寝ながら左手でスマホを持ち上げる事が出来ないほど左腕が痛かったので、早目に寝ることにしました。

 

翌日朝起きたら舌下の痛みは消え発疹は無くなりかけていました。

これは副反応では?と思ったのですが、誰からもそんな話は聞いたことがなく、よくわかりません。

左腕はやはり45度以上は上がらず、左肩だけ肩こりがありました。

よくあると聞いていた発熱や倦怠感はありませんでしたが、腕が上がらないので家事はさぼりました。

 

今後主婦の方が新型コロナウイルスワクチン接種をする日は、全ての家事をやり終えてから接種をして、翌日は家事休業をお勧めします。

 

 

私は29日が祝日だったので助かりましたが、友人の女医さんや看護師さんからは続々と副反応の話が聞こえてきています。

 

それによると、接種後に発熱、頭痛を訴え、カロナールを飲んで働く人が多い。また、副反応は大体1~2日で収まるが、2回目の接種後には高熱が出ることがある。副反応は若い人や女性に多い、という事でした。

 

確かに、院長は接種翌日に接種部位の鈍い痛みと押さえると痛い感じがあると言っていましたが、それ以外は何もなかったようですし、中区の80歳以上の接種済の患者さんは副反応のない方が多い印象でした。

 

 

副反応の全体像は国の発表が遅いのでよくわからないのですが、現在クリニックに来院される患者さんは皆ワクチン接種を希望されています。

 

これだけ感染が広がっていて、ワクチン接種しか自分の身を守る方法がない以上、早めに接種を希望する方が多いのは当然の事のように思います。

 

今後は有限な医療を超えるような感染者の増加により早期に手が打てない患者さんが増えて、新型コロナウイルスにより亡くなる方が増えます。

 

私も2日目からは普通に仕事ができましたので、むやみにワクチン接種を怖がるのではなく、順番が回ってきたらお休みが取れる方は副反応に備えたスケジュールで接種をしていくことをお勧めします。

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL