網膜剥離
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
今回はとても驚いた事を書きます。
12月に行った健診のオプションの眼底検査で、院長に黄斑変性症の疑い、私に視神経乳頭陥凹と記載があったので、院長がお休みの土曜日の午前、西区上小田井駅前の中村眼科に受診しました。
視神経乳頭陥凹(拡大)は知り合いの眼科医に聞いたら、緑内障の疑いある時の所見らしいのですが健診ではよく引っかかるということでした。
私は毎年眼科に行っていたのと、強い近視があるのでそこまで緊急性を感じず、2年分の眼底検査を持って院長の付き添いの気分で受診をしました。
中村先生は院長の同級生で中学から高校卒業まで数学のテストが学年トップで優秀で優しいお人柄とのことでした。
10時半に着いてもう満席でしたが、一通りの検査をしてそこまでの異常はないものの、散瞳薬をして詳しく検査をしておくか聞かれ、せっかくなので2人とも検査をする事にしました。
どんなに遅くても13時過ぎには終わるかな、と私は近所の美味しそうなお店を検索してご飯を食べてから帰ろうと思っていました。
散瞳薬後の診察で、院長は異常なし、どちらかと言えば年齢に比べて良い、とまで言われていました。
私の診察をし始めた時、明らかに先生の口調が変わりこれはただ事でなない、とわかりました。
飛蚊症はなかった?と先生。
2年程前にありました、眼科も受診しましたけど異常なし、と言われました、と私。
寝ないと出来ない検査があるため、他の方の診察が全て終わるまで待っているように言われました。
NHKの光る君への再放送も終わりに近付いた13時半過ぎ。
呼ばれてベッドに寝て眼内にレンズを装着して目を押して診る検査が始まりました。
これは私の問題なんですが、私は小児期に涙腺が詰まる病気で何度も目に針を刺された経験があるそうで、物心ついた頃から先端恐怖症があります。
目の前に迫るものがあると刺さる気がして目が開けていられないので、先生は私の検査にとても苦労されていました。
しかも奥の奥の方で、一般的には見つからないだろうという所に網膜剥離の疑いがあり、レーザー治療をするか悩んでみえました。
14時過ぎまで先生もスタッフもご飯を食べずに診察を行っており、ご迷惑なのでレーザー治療ができる所を次回紹介していたたければ良いです、と言ったらこの場でできる、とおっしゃいます。
保険を使ってもレーザー治療が3万円程かかるということもあるのでしょう。
疑いのみだから無理強いをしない、というスタンスで先生がお話されましたが、術前準備がまた必要なため了解を得て私はその場でレーザー治療をしていただくことにしました。
痛いですよ、と言われましたが目の痛みは全く感じず。ただ、5分後位に右目の奥の方に軽い頭痛がしました。
痛みは全然大丈夫だったのですが、よくテレビのフラッシュにお気をつけください、とありますが、あのフラッシュをずっと浴びるような感じで、途中から何とも言えない気持ちの悪さで気を失いそうになりました。(後ろからスタッフが頭を押さえて支えてくれていましたので助かりました。)
でも、飲食できずに朝から6時間以上働いている先生とスタッフの事を考えると、とても倒れる訳にはいかないな、と我慢出来ました。
レーザー治療を終わってわかったこと。
右目は網膜剥離でした。
網膜剥離している部分はレーザーが反応しないため、剥離を取り囲むように120発ほどのレーザー照射をして終了。
もう感謝しかありません。
眼科には時々行っていると侮っていたら右目はどうなっていたでしょうか。
その日の夜からメガネをすると周りの景色が明るくハッキリ見えるようになりましたが、右目の痛みが少しあったのと、裸眼にすると右目がぼやけて見えないので目を使わないようにして9時に寝ることにしました。
翌日。
景色がはっきり変わりました。
コンタクトを初めて入れた日のような感じです。
裸眼での視力の左右差は感じなくなり、何よりメガネのピントが合うようになりました。
ここ1~2年、メガネをしてもコンタクトを変えても何となく見えにくかったり、メガネを外さないと近い物の焦点が合わなかったりで、老眼や疲れ目が原因だと思っていました。
でも、違ったんだ〜見える、見えると飛び跳ねたい気分になりました。
最近、首から上、目と耳と鼻と歯の調子が悪く水曜日午前を1月17日からお休みして1つずつ精査をするつもりでした。
眼科の結果には正直驚きました。
虚血性腸炎、歯の異常、網膜剥離・・・
コロナ禍に仕事がキツかったことは確かで身体を痛めてしまったのかもしれません。
水曜日は申し訳ないですが、自分のメンテナンスでお休みさせてください。
代務には優秀な女医の先生がいらっしゃいます。宜しくお願いいたします。

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