4回目のコロナワクチン接種について
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
4回目の接種券の届いた方からお電話やWeb予約を頂き、当院では6月13日の週から4回目の接種が始まっています。
初めに接種されているのは、80代以上の高齢者の方ですが、皆様午前中に来院されるのかと思いきや、午前中に接種券が届いた当日の午後や、御家族の方が御一緒に来院される都合で遅い時間に接種を希望される方もみえて、3回目の時より患者様が慣れている感じがします。
当院はほぼ毎日ファイザー社製のワクチン接種を行っており、空きがあれば当日でも申し込めますので、お気軽にお電話またはWebからお申し込み下さい。
武田/モデルナ社製ワクチンの接種は大体週1回金曜日に行っています。
1~3回目の方も同時に接種を行っていますが、今のところ混乱はありません。
接種券がいつ届くのかと訊かれる事がありますので、名古屋市のホームページに掲載されている「接種券発送スケジュール」を以下に載せておきます。

あまり報道されませんのでご存知ない方も多いと思いますが、4回目は医療従事者や高齢者施設の従事者は60歳以上か基礎疾患がない限りワクチン接種はできません。
大阪、愛知などの知事が要望を出しても、全国から自費でも良いから接種できないかという質問や、毎日廃棄される分を医療従事者に回せないかという質問があっても、厚生労働省は駄目だと言い続けています。
4回目接種は重症化予防を目的とするため、医療従事者等は対象にはしないそうです。
全世界で接種できない人々がいる中で、日本がワクチンを買っては毎日廃棄している事を私は大変勿体ない事だと思っています。
もしも医療従事者と高齢者施設の従事者に接種をしたらワクチンが足りないのならば諦めますが、本当はどれだけの数のワクチンが用意されているのか、全国ではいつ、どれだけのワクチンが廃棄されているのかを明らかにされていない事は問題だと思います。
ワクチンは例えばファイザー社製は1瓶から平均6人分注射器に詰められますが、1人だけ使用して後5人分を廃棄した場合は国は廃棄として報告をさせていません。
瓶ごと有効期限切れになった場合などを廃棄としているので、本当は莫大な量が接種できるのに廃棄されている可能性がありますし、大規模接種や職域接種で使用した武田/モデルナ社の期限切れ廃棄はどれだけあるのか想像もできません。
厚生労働省は杓子定規で、最前線でリスクを感じながら仕事をしている者としては虚しいな、と感じています。
今は感染が収まっている時なのでいいですが、2022年1月のように抗体量が大きく減少してきて、世の中でコロナが流行り出すと一刻も早くワクチンを接種しないと感染してしまうのではないか、という焦りが生まれます。
今のような軽い症状のコロナが続いてくれたら何も問題はないのですが、例えばインフルエンザであっても我々医師が罹りながら医療ができるか、という問題となると倫理的に感染を隠して診察をすることはできません。
秋以降にまたコロナが増え医療従事者や高齢者施設のスタッフが感染して働き手がいなくなってから政府が慌てる、そんな事の繰り返しがないことを切に願います。
4回目の接種の権利のある方は、世の中の状況を見ながらで構いませんので、ご自身が感染や後遺症で苦しむことがないように、是非権利をお使い下さい。

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