5類感染症への移行後
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
今回はGW以降の外来の様子について書きたい思います。
まず内科ですが、5月8日以降、患者さんは普通の生活に戻られており、外来は穏やかに過ぎていっています。
ただ、コロナが5類になったからといって、一般診察の方と風邪症状の方を一緒に診察することはできないので、当院の風邪症状外来は予約制とし、今までと変わらず一般診察の方と分けて診察しています。
発熱、咽頭痛、咳などの風邪症状で困られている方は必ずお電話で予約をして下さい。
コロナの検査はされる方もされない方もいますが、 高熱の場合はコロナ検査やインフルエンザの検査をお勧めしています。
PCR検査の検査は3割負担の方で2550円、コロナ単独の抗原検査は1330円、インフルエンザ+コロナ抗原検査は1710円となります。
それに初診料や薬代がかかりますので、インフルエンザにしてもコロナにしてもお会計は4千円から5千円ほどですが、患者様は報道でご存知なのか、検査代が有料化した事で特にトラブルは発生していません。
どちらかというと、風邪薬がほしい、発熱の理由が知りたい、インフルエンザならば治療薬がほしい、高齢、持病があるという理由でコロナ陽性の場合は薬がほしい、という方が多いです。
5類移行で受診もしやすくなりましたし、熱の原因は色々あるので躊躇せず、それぞれの病院のルールに従って受診してください。
そんな中、当院では22日午後にインフルエンザA型が4人出たのには驚きました。
会社で金曜日に飲み会が増え、インフルエンザも集団感染、ということのようです。
海外の旅行者が急激に増加しており、インフルエンザが冬だけのものではなくなった印象です。
コロナは14日に東区の休日診療所の診察担当だった院長が、午前に陽性者が2人、午後に1人だけだったと言っていました。
喉が痛いなどの症状がありながらも会社や学校に行っている人が増えたので、院長はコロナは今後じわじわ増えてくるのではないか、と予測しています。
コロナが5類移行して、一番変化したのは皮膚科外来です。
会社員の方が多いエリアなので、コロナの目に見えない圧力から解き放された、というのか、受診される方が増えました。
暑かったり寒かったりで皮膚が対応しきれずGW中に皮膚炎が悪化し、とにかく全身が痒い、という訴えが急増しています。
天候不順でメンタルが不調になるのに伴い皮膚疾患が悪くなるという方、黄砂で顔や目が痒いという方もおみえになります。
旅行、レジャーなど外出由来の皮膚炎も多くなり、暑いからか、蚊、ブユ、ハチ、ドクガによる皮膚炎の発生も例年より早く、傷は化膿しやすい傾向にあります。
また、他人と会う機会が増えたためでしょうか、ウイルス性の皮膚炎が多彩で、私は脳をフル回転させて診察をしています。
集中して外来をやり続けると疲れてしまって、帰宅後は大体ぼーっとしています。
4月に環境が変わり、GWの長いお休み明けに急にコロナが5類に移行し、リモートなし、対面あり、飲み会あり、で気持ちや身体がついていかないことも多いかと思います。
どうか無理をしすぎませんように。
お心もお身体も労りながらお過ごし下さい。

この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。