2025花粉症始まる
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
2月下旬の3連休。
朝は名古屋でも雪が舞う寒さです。
信じられませんが、この連休が明けるといきなり花粉のピークだと言われています。
クリニックでは1月中旬から少し暖かい日を挟む度に敏感な方が花粉症を発症しています。
日本気象協会が2月に発表した花粉飛散量予測(前シーズン比)を以下に示します。
*花粉の種類について
(九州から東北はスギ・ヒノキ、北海道はシラカバ花粉の飛散量を表します。)

(日本気象協会サイトより引用)
花粉の飛散量は前年夏の気象条件が大きく影響します。
気温が高く日照時間の多い夏は、花芽が多く形成されて翌春の飛散量は多くなると言われています。
また前年春の花粉飛散量が少ないと、翌春の飛散量が増え、多いと減少する傾向があります。
2024年夏がどうだったかと言えば、6月の梅雨入りが平年より1~2週間遅れ、日本全国で高温・多照となりました。
7月の日本の平均気温は統計開始以来1位の高温となり、8月まで猛暑の日が続きました。
2024年夏に九州から北海道にかけて花芽の形成に好条件の高温・多照となったことから、2025年春の花粉飛散量は例年に比べ、九州から北海道にかけてのほとんどの地域で多いのではないかと予測されています。
(範囲広い・花粉飛散量多い)
東北北部、北海道は2024年夏に日照時間が少ない時期があったことを踏まえ、2025年春は前シーズンより東北北部、北海道は飛散量が少なめ、九州から近畿、東北南部は非常に多い、北陸、関東甲信は多いと予測されています。
気になる東海地方の花粉予測は、2024年シーズン並、ただし過去10年の平均より多いそうです。
うーん…体感としては、暖かい日が続けば今年は一気に重症の花粉症の方が増えそうだな、と思っています。
皮膚科では花粉量が多い年は、顔に花粉が付いて顔が荒れる方が多くなります。(花粉皮膚炎)
また、鼻水が多すぎて鼻の下が荒れる、という患者さんも増えます。
実際の患者さんの推移としては1月中旬、2月中旬に2日ほど少し寒さが緩んだな、と思った日の後に急に肌荒れを訴える患者さんが増えました。
寒い日もあるのでまだトップシーズンではないのですが、顔が荒れるのはご本人にとっては一大事です。
皮膚科では花粉症の飲み薬、目の周りの薬、顔の塗り薬などを総合的に判断しながら処方していきます。
保湿など、自力で治らない、と判断したら早目に医師に御相談下さい。

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