ブランク
こんにちは。
名古屋市中区の福澤内科・皮フ科クリニックの皮膚科医 福澤加奈子です。
私がブログを書くのは久しぶりです。
気付けば2月20日以来で、前回オリンピックで感動をいただいたりくりゅうペアは8月23日に婚約を発表されましたね。
お似合いで安心感のあるお2人にお祝いを申し上げると共に、あれからもう半年が過ぎてしまったことに驚いています。
私がしばらくペンを執れなかったのには理由があります。
5月に親族が亡くなったのです。
私が企画して一緒にお食事をしていた時で、突然の出来事でした。
院長が心臓マッサージなどをしたのですが、どうしても助けることができませんでした。
病院で足をさすっていたら自発呼吸が出て、お子様が遠方から駆けつけるまでは頑張っていらっしゃったのですが、1日皆がお別れをした後に亡くなられました。
それから何もかも辛くなって、ずっと泣いていました。
お葬儀のため、午前の仕事を少し早目に切り上げ、午後を少し遅くしてもらい、新しくできた火葬場に行きました。
仕事があるため最後までは居られませんでしたが、自分の心の整理をつけるために大切な時間となりました。
喪服で戻ってきた16時半頃、何も聞かずに並んで待っていて下さった患者の皆様、あの時はありがとうございました。
全体に診察が終わるのも遅くなってしまい本当に申し訳ありませんでした。
それから半年。
色々な事がある度にふと思い出すことがあるんです。
生きてみえたらどんな事を感じ、どんな事をおっしゃるんだろう…
時は戻せないけれど、戻ることができるならば…と。
振り返る事が良くない事だとはわかってはいるのですが、時々思い出してはきゅっと胸が苦しくなる事や涙が出てしまう事があります。
若い頃から訓練しているので、仕事の時は割り切って仕事モードになれるのですが、お休みであったり一人でいる時はまだ考えてしまうことがあります。
ただ、医師は責任のある仕事なので、仕事をしている時だけは空元気でいます。
夏は暑いと皮膚科が忙しいため、明るく外来をやろう、と心に決めて頑張っています。
四十九日と初盆が終わり、長いブランクを経て少しずつですが自分の気持ちを吐露できるようにはなりました。
本当に苦しいことってなぜ言葉にできないんでしょうね。
人には運命というものがあり、自分があがいてもどうすることもできませんが、それを受け入れることに時間がかかりますね。
半年間、皆様にお伝えしたいことや、心が動かされる事があった時に書きたい事はあったのですが、なかなか一歩が踏み出せませんでした。
これからは故人が雲の上から見ていて下さると信じて、自分の役目を全うしていきたいと思います。
拙い文章ですが、ブログも皆様に読んでいただけるように少しずつ書いていきます。
今後とも宜しくお願いいたします。

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