2020年9月4日、厚生労働省は早ければ10月中には発熱などの症状のある場合は、現在の保健所が開設する帰国者・接触者センターに相談する仕組みから、かかりつけ医などの地域の医療機関に電話で相談した上で受診する仕組みに転換すると発表しました。

当院では8月下旬から風邪症状など喉を診る必要のある気道感染症の方には、お電話で予約後に、HEPAフィルター付きクリーンパーテーションを内蔵した感染症検査BOXに入っていただき診察を行っています。
この感染症検査BOXはインフルエンザの流行期に鼻腔から検査ができるように地元の工場の協力を得てオリジナルに製作していただいたものです。

HEPAフィルターはNASAの研究によると0.01μmの粒子でも100%捕集できるとされており、新型コロナウイルス(0.1~0.2μm)やくしゃみや咳などの飛沫(5μm)も捕集されます。
当院で使用している日本エアーテック株式会社のクリーンパーテーションの資料によると、8畳の部屋に1台設置した場合、1時間当たりの換気回数は21回となり15分運転させると汚染物質は99%以上除去できるそうです。
当院では診察の間隔を空けているため、2つのBOXで1日に診察ができる数には限りがあります。
地域医療の観点から、診察できる方の目安を以下に示しました。
突然の来院でBOXが空いていないと受け入れができない事があります。
必ずお電話で予約して下さい。

当院の感染症検査BOXで風邪症状の診察ができる方の目安

※当院をかかりつけ医としている患者さん及びその御家族
※住所及び勤務先が名古屋市中区丸の内、錦、栄の方
※保健所から当院での診察を勧められた方

こちらの目安以外の方でもBOXに空きがあれば診察ができますが、必ずお電話で事前予約をお願いいたします。

当院の感染症検査BOXで可能な診療や検査

・喉の診察
・インフルエンザ検査(鼻腔、結果判明に約10分、保険診療)
・溶連菌検査(咽頭、結果判明に約10分、保険診療)
・PCR検査(唾液、結果判明は翌日、医師が検査を必要と判断した場合は行政検査として検査料は公費負担、その他の診察料は保険診療)

注意

各種検査をご希望の方は発症早期にはウイルスが検出されにくいため、発症2日目以降に予約してください。
また、閉所恐怖症の方は当院での検査はできませんので、ご理解下さい。
医師は鼻腔の検査時にゴーグルやマスク、防護服の着用をすることになっています。
診察は昨年よりお時間がかかるので、時間に余裕を持ってご予約下さい。
また、医師や看護師が大袈裟な外観になる事や、別室で診察を行う事をご了承いただける方のみ、診察のご予約をしてください。

当院の院内感染予防への取り組み

当院ではHEPAフィルター付きクリーンパーテーションを3台設置しています。現在病院の無菌治療室などで使用されているものです。

風邪症状外来は予約制とし、2階別室の感染症検査BOX内での診察となります。
問診から会計まで一般外来と分けております。
他には職員の手洗い、マスク着用の徹底、ボールペン、問診板、診察番号の消毒、入口の検温と手指消毒の励行、トイレの感温センサー電気への変更、扇風機、加湿器の設置をしております。

クリーンパーテーション